トリマアプリ、AppOpenAds導入で収益とUXの両立に成功

はじめに

「移動するだけでポイントが貯まる」という革新的なコンセプトで、2300万ダウンロードを突破したトリマアプリ。5周年を迎えた今、さらなる収益向上を目指し、PangleのAppOpenAdsを導入しました。その結果、収益を増加させつつ、ユーザー体験を損なわない運用に成功しています。今回は、トリマを運営するGeoTechnologies Inc.のプロダクトマネージャー、北谷尚大氏に話を伺いました。


トリマアプリとは

トリマは、移動距離や歩数に応じてマイルが貯まる、「かんたん・お手軽」なスマートフォンアプリ。日本の人口比率に近い7人に1人が利用しており、まさに国民的アプリと言える存在です。

  • iOS版:App Store
  • Android版:Google Play
  • 運営会社:GeoTechnologies Inc.
  • 業界:ポイントサービス
  • 地域:日本


課題:既存広告の限界と新たな収益源

トリマは順調に成長してきましたが、収益面ではいくつかの課題がありました。

  • 既存広告だけでは収益の伸びに限界がある
  • UXを損なわずに収益を増やせる新しい広告フォーマットが必要

こうした背景から、2025年9月にAppOpenAdsの配信を開始することを決定しました。



AppOpenAds導入の狙い

AppOpenAdsは、アプリ起動時に表示される全画面広告です。トリマは以下のポイントに注目しました。

  • ユーザー体験を守りながらの配信 バックグラウンドから復帰した際にのみ表示され、UXへの影響を最小限に抑えられる
  • 高い収益効率 リワード広告やインタースティシャル広告に比べ、eCPMの優位性が期待できる


導入の効果

AppOpenAds導入後、全体の収益(CPM)は約1%増加。

数字だけ見ると小さな増加ですが、すでに最適化された収益基盤を持つトリマにとって、UXを損なうことなく追加収益を得られた点は大きな意義があります。


北谷氏のコメント

「Pangleは、常に新しい提案や機能を提供してくれる、マネタイズ面で頼りになるパートナーです。」

— トリマ プロダクトマネージャー 北谷 尚大氏


今後の展望

GeoTechnologies Inc.は、今後他のアプリにもAppOpenAdsを積極的に導入予定です。 トリマの5周年を機に、新たな収益化の可能性を切り開いたAppOpenAds。ユーザー体験と収益性の両立を意識しながら、さらなる成長を目指す挑戦は続きます。


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