人気漫画アプリ『マンガBANG』、PangleのApp Open Ads導入でiOS eCPMが20%改善、収益は2.1倍に


3,000万ダウンロードを超える人気漫画アプリ『マンガBANG』を提供するAmazia株式会社では、広告収益の最大化と新たなマネタイズ手法の開拓を目的に、PangleのApp Open Ads(以下、AOA)を導入しました。

その結果、iOSにおけるeCPMは従来比で約1.2倍(20%アップ)に向上。さらに収益全体でも約2.1倍と、非常に大きな成果を上げることができました。


背景:広告施策における新たな打ち手としてAOAを検討

Amaziaは、「世界にチャレンジするインターネットサービスを創る」という理念のもと、特に漫画分野で革新的な取り組みを続けている企業です。同社が提供する『マンガBANG』は、1,000冊以上の人気漫画を無料で楽しめるアプリとして、多くのユーザーから高い支持を得ています。

近年、アプリ収益のさらなる最大化を目指す中で、Amaziaが注目したのがApp Open Ads(AOA)という新たな広告フォーマットでした。2024年11月には、メディエーションを通じてAOAの導入をスタート。従来のインタースティシャル広告とは異なり、アプリ起動時という新たな接点でユーザーに広告を届けられる点に大きな可能性を感じ、複数の広告ネットワークの中からPangleを選定しました。

Pangleを導入する決め手となったのは、他フォーマットでも実績があり、ネットワーク間の競争によってCPMの向上が期待できたことでした。




Pangleのソリューションと成果

AOA導入にあたってAmaziaが最も重視したのは、「ユーザー体験を損なわないこと」でした。1日1回のフリークエンシー制限や、スキップボタンの表示タイミングに配慮することで、広告へのストレスをできるだけ抑える設計を行いました。

また、広告配信にはWaterfallとBiddingを組み合わせたハイブリッド運用を採用。Biddingの平均CPMを上回るフロア価格を設定することで、無駄な表示を抑えつつ、CPMの高いユーザーに向けた広告配信で効率的な収益化を図りました。


その結果、PangleのAOA導入により以下のような成果が得られました:

■︎AOAのeCPM向上

iOSで1.2倍(20%増)、Androidで1.1倍(10%増)

■︎AOAによる収益向上

iOSで2.1倍、Androidで1.1倍




今後の展望とお客様の声

現在はアプリ起動時のみに限定してAOAを配信していますが、今後は「バックグラウンド復帰時」の配信テストも検討中とのこと。引き続き、ユーザー体験を損なわない形での広告運用を目指されています。


Amazia マーケティングチームマネージャー・神谷有真氏は、次のように語っています:

「マンガアプリにおける起動時広告は事例がなく、チャレンジングな施策でしたが、Pangleの広告はマンガBANGユーザーと親和性が高く、その結果、Pangleからの広告収益は好調に推移しています。 加えて、Pangleを通じて当アプリの趣向に合った新規ユーザーの獲得にも繋がっており、収益面とユーザー獲得の両面で効果を実感しています。今後もPangleの活用を積極的に続けていきたいと考えております。」

Pangleは今後も、Amazia様のような革新的なアプリパブリッシャーと共に、最適な広告体験と持続可能な収益化の実現を目指していきます。




※本記事に登場する数値は、導入前後の特定期間における実績をもとにしたものであり、今後の成果を保証するものではありません。


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