Pangleアプリ起動広告の活用により、ブラックフライデーでトラフィック効率の51%アップに成功

目的

ブラックフライデーを利用したブランド認知の向上

OLXは、中古品を売買できるブラジルの大手eコマースプラットフォームです。月間平均売上240万ドル(1分ごとに約55ドルの売上)を生み出す、この人気のeコマースサイトは、毎日およそ35万個の広告を配信しています。広告の配信効果をさらに広げるチャンスを求めていたOLXは、Pangleの新たなアプリ起動広告(App Open Ads=AOA)を使ったTikTokでの広告配信が、適切なソリューションになり得ると考えました。

この新フォーマットなら、トップパブリッシャーの広告スペースに、インパクトのあるフルスクリーン広告を配信できます。OLXはPangleと提携してこうした機能を活用することで、広告トラフィックの効率を上げ、オーディエンスへのリーチ力と配信効果の向上という最終目標を目指しました。

またブラジルでのブラックフライデーセールを前に、複数のキャンペーンにおいて、ピークトラフィックを最大化して認知度を向上させ、新規ユーザーをプラットフォームに呼び込むことを目標に設定して広告を配信。この特別なシーズンを有効活用することにしました。


解決策

有名人やクリエイターと協力して広告を配信し、ユーザーの注目を集める

ブラジルにおけるショッピングシーズンのピークに、フルスクリーン画像と動画広告を組み合わせてアプリ起動広告を設定し、より低いクリック単価(CPC)でトラフィックの促進を目指すことにしました。

広告クリエイティブはTikTok Creator Marketplaceのクリエイターが制作し、テック系や電子機器商品のセールを強調したプロモーション内容でした。

キャンペーンの中心に「Economizadores Exigentes」(注文の多い倹約家)のスローガンを掲げ、OLXが中古品を手頃な価格で購入できる場所であるという認識を人々の間で高めようと試みました。

また、広告がターゲットオーディエンスであるサンパウロやリオデジャネイロの新規顧客にリーチできるよう、すでにサイトのことを知っているターゲットユーザーおよび18歳未満のユーザーを除外しています。

 

結果

アプリ起動広告でCPCとCPMを50%以上削減することに成功

今回のアプリ起動広告キャンペーンで、OLXはブラックフライデーに向けて掲げた目的を達成し、その他の代替ソリューションと比べて約50%低いコストでコンバージョン増加を実現しました。アプリ起動広告を使用したことで、同じ期間中に実施した他の広告キャンペーンと比べて、51%低いCPCと53%低いインプレッション単価(CPM)を達成しています。

今後OLXは、アプリ起動広告を長期的なAlways-Onキャンペーン戦略の一部とし、すべてのセールスファネルステージで活用していく予定です。この戦略ではキャンペーンの結果のさらなる最適化に向けて、Pangleアプリ起動広告の積極的な利用が見込まれています。

「検証は当社のDNAの一部であり、アプリ起動時広告をブランドキャンペーンで使用できたことを嬉しく思います。毎週、新しい最適化の方法を模索していますが、今回はCPCとCPMの削減という素晴らしい成果を出せました」

Mateus Almeida氏

OLX マーケティングパフォーマンスアナリスト