Kakao Gamesは、開発からグローバル展開まで、ゲーム製品ライフサイクルのすべてを担う、新興のグローバル・マルチプラットフォームゲーム会社です。
2016年に設立された同社はゲームを専門とするKakaoの関連会社であり、マルチプラットフォームゲームの世界的リーダーとなっています。韓国および諸外国において、PC、モバイル、VRなどの様々なプラットフォームを使用する幅広いジャンルのゲームを提供しています。
今後は、ゲームパブリッシャーそしてデベロッパーとして、ゲームやコンテンツを多数展開していく予定です。社内の開発力をさらに高め、韓国および世界中の大手ゲーム会社と提携することで、世界のゲーム業界を牽引する存在となるでしょう。
『Friends Pop』は、KAKAO FRIENDS（カカオフレンズ）ブランドのキュートなキャラクターを採用したカジュアルゲームで、タイルをつなぐオリジナルのパズルゲームとなっています。Friends Popは、Pangleが支援し、方針を打ち出すことで、真の意味で収益化を実現することに成功しました。
大きな消費者基盤を持つ大企業であっても、収益化の実装においては重大な課題に直面します。Kakao Gamesは他社に比べてカジュアルゲームが多いことから、潜在的な成長を実現する機会として、広告を利用した収益化について多くを学ぶ必要がありました。このため、経験が不足している運用分野の戦略的サポートを目的に、Pangleの利用を開始しました。
同社は、少なくとも10％増の広告収入を目標として、Pangleの動画リワード広告を利用した『Friends Pop』の収益化を開始しました。広告フォーマットの機能と強みを活かして、モバイルアプリで高い収益率を生み出すと考えたからです。
『Friends Pop』では、アプリインターフェースの効果的な場所に広告を挿入したり、Pangleチームのアドバイスをもとに、ウォーターフォール型の価格設定構造を実装しました。プレイヤーが画面をタップして動画広告を視聴するたびに、ゲーム内アイテムまたはゲーム内通貨を獲得するチャンスが与えられます。これらの報酬は、プレイヤーが特に難易度の高いステージを攻略して、ゲームを進めるためのアイテムとして提供されています。
特に効果的だったのは、ゲームのラッキースピン機能の中に広告を配置したことです。
プレイヤーが広告を視聴すると、1日に2〜3回、ワクワクするラッキースピンのチャンスが訪れます。ラッキースピン機能の楽しいデザインはプレイヤーを楽しませ、興味と関心を維持することにつながります。また、動画を視聴することにより2倍の報酬を獲得できる旨のお知らせが、ゲーム内メールで告知されました。受信トレイは、Friends Popのゲームインターフェイスでよく使う場所の1つなので、非常に良い選択でした。2倍の報酬がさらなるやる気を引き起こし、広告が自然に目に付く場所に配置されたことで、プレイヤーの熱い反応を得ることができました。
このような広告配置は以下の点で役立ちました。
• Kakao Gamesの広告収益の増加
• プレイヤーのゲームプレイ時間の増加（獲得したアイテムを使用するため）
• ゲーム内のコインの消費量と、課金によるゲーム内購入の増加。
収益化に成功し、最高の結果を出すには、お気に入りのゲームのキャラクターのような信頼できる収益化パートナーが必要です。Pangleと組むことによって、Kakao Gamesは、期待を超える素晴らしい成果を出すことができました。
• 1日のアクティブユーザーの平均利用額（ARPDAU）が38%増加
• 1日の継続率（D1リテンション）が20%増加
• 収益が37％増加（Kakao Gamesが得た総収益の10%はPangle絡みのもの）